パロディネタが多い作品を見ると

どういった基準で伏字になったり、ならなかったりが決まるのか気になります。

さて、今回「齧歯類(げっしるい)」というセリフが一箇所あります。実はこれ、以前編集部からNGをくらったいわくつきの単語です。
編集部いわく、「齧歯類などという言葉は存在しない。誰も言わない。辞書にも載ってない。分類学上正しくは『齧歯目』」なのだそうです。

全然納得いかなかったけど、眠くてめんどくさかったのでそのときは言うとおりにして、あとでコミックスで直しました。
それが今回、桃太郎を罵る場面で、どうしても「齧歯類」を使いたくなっちゃったのでこっそり再挑戦です。みんな、編集部にはナイショだよ(笑)?
  
ペット漫画なんかではハムスターとかの類いに侮蔑と愛情を込めて「齧歯類」という呼称を使います。今回はそのニュアンスがほしいのね。
分類学上正しいかどうかは知りませんが、口語ではみんな使うよね、「齧歯類」? 
広辞苑で調べたら齧歯類という単語はちゃんと載ってます。さらに「ネズミ目」はあるけど「齧歯目」がない。ってことはあの時言葉狩られた根拠って・・?
髪の毛で空を飛ぶ男:週刊少年サンデー07/36・37合併号: 完成原稿速報・ブログ版

こんな感じでそのときの編集者の意識次第なんじゃないかとちらっと思ったり。