「[http://anond.hatelabo.jp/20080108170454:title]」を見て
なんか未来のイヴを思い出したんだけど全然違った。あれー。まあいいや。
それに抑々、女の《意識》なんて!――いや俗世間の女といふ意味ですがね!……いやはや!あなたは余計なことを仰有いますね!そいつは宗教会議にかけても容易に決しかねたやうな観念ですよ。女と申すものは、物事を識別するに際してはただそのそこはかとなき気分に従ふだけのことですし、《判断》をする場合には、自分の好きな男の考へに順応するものなのです。――女と申すものは、十回結婚をやり直しても、常に誠実でゐられるし、十回別の女になれるのです。
- 作者: ヴィリエ・ド・リラダン,斎藤磯雄
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1996/05
- メディア: 文庫
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