「つまらない」ではなく「わからない」
随分前に涼宮ハルヒの溜息を読んでつまらないなーと思ってたんだけど
http://d.hatena.ne.jp/imaki/20060419#p1を見て読み直し。
かわいいな。ハルヒ。シリーズも読み直し中。こういう記事はありがたい。
自分は視野狭窄な上に読解力皆無なのだーって事を良く覚えておく事。
きっとどんな本も面白さはあって、それが見える角度から読めば面白いんだろう。
本当につまらない本があったら
わたしの友人に悪口のうまいやつがいて、若い頃、「誰それのなんとかという小説はいかにクズか」という話を、たくみな比喩を交えつつ、
えんえんと語ってくれたものだ。腹をかかえて笑ったあと、わたしが「よくそんなつまらなさそうな本を読むね」と言ったら、
「読まなきゃ悪口言えないじゃないか」
と、真顔で答えた。罵倒芸というのも、なかなかたいへんなんですよ。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/links04071.html
な感じで仲間同士での話の種にして楽しむことも出来るかもしれないし。
あと読まずにけなしたり、否定するのもやめるべき。
「みのもんたの人生相談デカ〜おもいッきりテレビ殺人事件」を最後まで見ましたよ。驚いたことに傑作だった。
なんというか、安っぽい表紙のペーパーバックミステリを読んだら、けっこうよくできていた、という感じ。謎の設定のしかたもうまいし、意外な犯人だし(やや唐突だが)、拾いものでした。いやー、皆さん、見たり読んだりせずにバカにするのはよくないですよ。わたしも反省しました。脚本の山田耕大氏に謝りたい。
「『おもいッきりテレビ』が前提になっているので一般性がない」という意見もあるだろうが、一般の人はたいてい「おもいッきりテレビ」を見てますよ。「カルト」という言葉のニュアンスがわからないので(つまり「カルトQ」を初めとするその手のテレビ番組を見ないので)英和辞典を引く人のほうが、よっぽど特殊で一部だと思いますけど。
以上はミステリ者としての意見で、テレビ者としての意見を述べさせていただければ、高橋佳代子が手持ちぶさたな様子だったのに笑いました。
追記。ラスト、みのもんたが「おもいッきりテレビ」のスタジオで謎解きをするのだが、フリップを使って説明するので、非常にわかりやすい(ちゃんと顔に?マークがついた「真犯人」というフリップもある)。今後、名探偵の先生方はフリップを用意したほうがいいと思いました。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/links0210.html
チョー見たい!フリップ使うのがスッゲーみたい!だれか録画して無いかな…。2002年か、無理っぽいな。