webarchive | 対談:「文章の目利きの方法」

http://web.archive.org/web/20020113122332/www.lares.dti.ne.jp/~munekata/text/toriyama1.htm

鳥山:
有名なのは、川端康成の『雪国』ですよ。
「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」の一行で、季節や場所を一瞬で表現しています。

マサムネ:
あの有名な一文にそういう読み取り方が……って、心得のある人ならきっとすぐ判ることなんでしょうなあ。
いや、参考になります。

鳥山:
主人公が誰かは分かりませんが、場所が寒いところと暖かいところの境界線で、季節が冬だということも一瞬で分かるのは凄まじいです。

随分前に見たサイトを何とか思い出したんだけど閉鎖してるっぽかったのでwebarchive。