「格好いいと思ったのは、アメリカでの『怒りの葡萄』に関する議論で司書が言った言葉。( P53 )
教育委員会の図書リストから特定の本を削除しようという会議での発言。」

教育委員会の評議員のひとりが、不快感を与えかねない本を図書リストに載せてはどうかと提案したが、司書のパット・スケールズはそれは検閲だと断言した。

「そのようなことを学区が行うのは、本を除外するのと同じです。どんな形であれ、本の色分けは検閲にほかなりません。私の本音を言えば、子供の読む本を選ぶのは、親の役目です。我々が、[この本は誰かを侮辱する可能性があるなどと]注意をうながせば、親の仕事を奪うことになります。」

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