
- 作者: むらさきゆきや,himesuz
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/10/29
- メディア: 文庫
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先日こちらのツイートを見かけて購入。
・覇剣の皇姫アルティーナ左遷された辺境城塞で皇姫アルティーナと出会った落ちこぼれ軍人レジスが、アルティーナによる帝位簒奪のため軍師になる戦記物。本の虫のレジスが、あくまで自分は本から得た知識で戦っているだけで、自分が優れているわけではないというスタンスで好感。
— 神乃光さん (@light1024) 12月 30, 2012
現代からの転生者の軍師がファンタジー世界で現代知識を使って無双、とか
小説家になろうとかにじファンで見てた類のとは違って真っ当な話になりそうな気配があります。
1巻時点では左遷された読書家の文官が、使えるべき主への信頼と武官からの信頼を得るところまで。
主からの信頼は最初の時点からそれなりに得ているので、今回はとりあえず無し。
あくまで姫様がそう信じてる、ジェロームもそれなりに評価してるってだけなので
次巻以降では能力が示されるて、兵士からもレジスがしっかりと信頼されるって感じでしょうか。
ただ現在のところ、野盗への対処と武官との戦い時にやろうとした裏工作/事後対策と
書類仕事の裏にあるジェロームの意図を読み取ったこと、程度しか頭使ってる場面はなく
軍師として活躍できるのかは次巻以降の判断になるかな。今後に期待です。
※野盗への対処は、高評価得るための材料としては足りてないレベルの策で微妙だったので。
全体的にすっきりしてて、良い感じでした。