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僕はもう恋愛という概念を信じることができない。
そういうのは一種の幻想で、お互いのファンタジーの上で成り立つものだという認識は十分にあったつもりだったけれど、
それでももうちょっと確かなものなんじゃないかなという希望を持っていた。
でもそれは一瞬で崩れ去り、二度と僕には訪れはしないのだと身にしみてわかった。
期待しても、結局は報われないのだ。始まっても、いつかは終わってしまうのだ。
そういうことを言うのは傷つき易いティーンの少女だけだと思っていたけれど、27歳のおっさんでもハッキリと思った。


どうせ終わってしまうのなら、はじめるべきではない、と。


それでも盲目的に僕を好きな女の子が空からふってきて
「はにゃーん、よしちゃん、それは間違いだぴん。あたしはよしちゃんになにがあっても愛してるぴん。
十年後でも、二十年後でも気持ちは変わらないぴんよ? だから結婚するぴん!」というのを望んでいるのだと思う。


つまり僕は、相当キモい。