前世の記憶がないことについて

胎内にいるときは前世の記憶を全部持っているが、出産の段階で情報の初期化処理が行われる。

初期化に対して抗おうとすると、強烈な苦痛に襲われる。
苦痛を軽減することを引き換えにし、記憶を失う。
大切な何かを失った喪失感だけは残るから、産まれた子どもは泣く。

ヒロインが痛みに耐えてコレだけは失えないって来世での幸せを誓った想いを維持して産まれて、
主人公があっさり忘れてしまっている(もしくは産後に何かがあって失ってしまう。/一時的に?)