興味がわいたこと

東浩紀とか大塚英志の著作あたりで「大きな物語の終わり」みたいのを見て記憶にはあったけど
なんとなくでしか理解していないのでちょっと調べ始め。
宗教とか共同体の幻想、皆が信じていたもの…を大きな物語と呼ぶんだと思っていた。

「大きな物語」の終焉 | 現代美術用語辞典ver.2.0

フランスの哲学者ジャン=フランソワ・リオタール(1924-98)が『ポストモダンの条件』(1979)において提唱した言葉

というわけでリオタールを検索語に追加、次のPDFが検索に掛かった。
リオタールの大きな物語と小さな物語 - 概念の定義とその発展の可能性について
冒頭に

社会情勢の変動により知が真理を探究するものだという考えが失墜しつつあるという考えを、彼は「大きな物語の終焉」と表現した

とあるので宗教というよりは、理性の敗北的な感じなんだ

大きな物語は
・人々にとって己が唯一の正当性をになうものだと主張する思想
・異なる言説はすべて自分の言説のサブクラスに属するとみなす。メタ物語ともいう。
・現状からの救済が最終目標である。
例としては
啓蒙主義
マルクス主義
・資本主義

あたり?まあ著作自体を読んだほうがいいんだろうなー。
地元の図書館にあるようなので、今度借りてみよう。

このPDFは面白いのでまた読もう。
啓蒙主義のあたりとか

理想的な世界とは、人びとが理性が機能するための歯車となり、社会は理性が円滑かつ的確に動くためのシステムとなること

「大きな物語の終わり」という大きな物語について
・統治する理念の欠如を謡う物語であるから、その内容誌なにものにも錨鐘はなくすべての行為は虚無でしかないと訴えるものになる
・荷担することによって占める種の窓撲をえることはできるかもしれないが、創造の側にはなにひとつ貢献することのない物語

このあたりがなんか心にキた。

まあ興味が続いたらまた調べよ