Fate/Apocrypha vol.5

赤のセイバーとそのマスターは好きです。
次点は黒のバーサーカーとマスター。
それ以外はあんま好きじゃないですね。
あ、黒のアサシンとマスターはそこそこ…かな。


あらすじのトコロで今までぼかしてた救済の手段についていきなり記載されてて仰け反った。
まあ、型月世界において世界救済に届く手段なんて魔法以外には無いのかもしれないし
動いているのは冬木の聖杯だから、分からないでもないけど。

『虚栄の空中庭園』にて、遂に“黒”のサーヴァントと“赤”のサーヴァントが激突した。
夢に手を伸ばしながら、次々と散っていく一騎当千の英雄たち。

一方、“赤”のマスターである天草四郎時貞は遂に人類救済の夢に手をかけていた。

第三魔法「天の杯」による魂の物質化。即ち、全人類の不老不死化。
ルーラー、ジャンヌ・ダルクはその願いの正しさに迷いながらも、旗を手に立ち向かう。

誰が正しく、誰が間違っているのか。善も悪もなく、秩序も混沌もなく。
互いの譲れぬ想いが交錯したとき、焔は再び聖女を包んだ。

受け継いだものはなく。託されたものもなく。
けれど、そこには確かに生まれたものがあった。

天草四郎時貞が捨てたものを最後の武器として、ジークは最後の戦いに挑む――!

第三魔法で天草四郎時貞の目的が達成できるのかはもっかい読み返して考えるかな。

黒のキャスター、黒のランサー、赤のアーチャー。
黒のキャスターは異形化っていうのとは違うかも知れないけど
黒のランサーと赤のアーチャーは似たような事になって
しかもほぼ単独で撃破されてしまっているので、盛り上がり的にもなんだか微妙な気がする。
赤のライダーとの絡み、ラストは良かったけど。

前の巻のルーラーとジークと黒のライダー以外はそこまで不快にはならなかったけど、全体的に好みではなかった。

赤のセイバーとマスターが活躍するスピンオフ作品がちょっと見たいかな。