「怪異」の政治社会学-室町人の思考をさぐる- を読んだ
「怪異」の政治社会学 室町人の思考をさぐる (講談社選書メチエ)
- 作者: 高谷知佳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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タイトルに惹かれて『「怪異」の政治社会学」という本を読んだが、とてもとても面白かった。室町時代の記録に頻発する怪異から、室町時代の人々の政治や経済、社会を巡る思考を読み解く本なんだが、室町時代のカオスさに驚かされる。あと細川政元がキチガイだってのは知ってたけど奴のヤバさよ……
— 永觀堂雁琳(えいかんどうがんりん) (@ganrim_) 2016年7月1日
室町時代の寺社がどういう意図で広めていたのか
広まった「怪異」から何を読み取っていたのか、とかそんな感じ。
「怪異」は勝手に広まっていくものだと思っていたので、
結構最初の方は面白かったけど、後半は堅苦しくて面白みは薄かったかな。
読んでて歴史知識の無さを痛感。
今後こういうジャンルの本を読む時のために
年表を作って、読んでる本のイベントの位置関係がつかめるようにしておきたいなと思った。